Let the River Run II
MySpace裏日記 - Scream for You
英語圏への挑戦状
このブログは私の闘病日記である。しかし、日記にしては毎日書く量が膨大。でも、書いて書いて書いて、いつか日本語と英語で書籍化し、売って売って、普通の仕事がもうできない私を安心させてもらう。また、世界中の本屋の「医学・健康」棚に、数少ない躁うつ病の本として鎮座させたい。

日本語はどうしてこんなに難しくてめんどくさいのだろうか。複雑すぎて、使うのが難儀である。でも、英語では私は「口説きの部分」ぐらいしか思いつかないので、本当に言いたいことは母語で表現するしかない。正確な日本語は容易に英語化できることは散々学んだ。だから日本語にも気合を入れている。

誰の目を一番気にしているかといえば、それはもちろんトミー・リーである。彼が、遠い遠い太平洋の向こうで、誰かに「これ見てよ(笑)」とここを紹介される。彼は興味を引かれ、毎日毎日読まないではいられなくなる。しかし、ほとんどが日本語。謎の言葉。いらだつであろう。

95年のNYCメトロポリタン美術館において、警備員のおじさんがあまりにも熱心に「漢字を教えて」と私に迫ってきたことは、鮮烈な印象を残している。記憶が欠落しているので、一体どんな字を教えたのか覚えていないのだが、相当たくさんの漢字を教えてあげた。

米国人には「漢字(日本語)への憧れ」があるようなのである。実際、トミーも左肩あたりに「律」と入れている。まあ、あんな激しい音楽を律してコントロールしなければならないのだから、彫りたくもなるであろう。他にも漢字を入れているが、意味をなさないので私から見れば間抜けである。

常に、日本語がてんでできない英語圏の人間の目を意識して、ここを作っている。いっぱい英語があるのに、英語の本を思わせぶりに貼り付けているのに、何が書かれているのかわからない! 全部英語にしてくれよ! と思わせたいのだ。そこでアントワネットだ。「じゃあ日本語を学んだらいいのに」。

クルーは来月日本へ来るが、たくさんの人が彼らをちやほやするので、言葉の面では一切苦労しないのであろう。通訳の人が常に近くにいて、英語で何でもかんでも通すのだろう。何を話しているかわからない日本人は、謎の微笑を浮かべて「ドウゾ」ばっかり言うのだろう。

私は、そういう状況を思い浮かべるだけで腹が立つ。そこまで譲歩しなくても! 彼らは、飛行機に始まり、日本に滞在している間、快適に過ごすのだ。日本語なんて全然わからなくても、英語を話してくれる人間が周りにわんさかいるから。くだらない日本語を仕入れて、LAへ戻るのだ。

デュラン・デュランのジョン・テイラーが、ついうっかり英国でのインタビューで「(言葉もわからないのに大騒ぎする)日本人はパラノイア」と口にした。きっと、誰も口にしないだけで、「外タレ」達はそう感じているはずである。来月のクルーも、そうだろう。でも世界2位の経済大国。彼らにとり日本は、大切な「顧客」である。

前々回の来日公演で、デュランのフロントマンであるサイモン・ル・ボンは、「Save A Prayer」を前にして日本語でMCをした。「ハッチジュウネンダイワー(80年代は)」。私は隣にいる夫とともに爆笑した。あのカンペは、「hachijuunenndaiwa」ではなかったはず。私の読みでは「hatch jew nen die wa」である。

バブル時代、フィル・コリンズは全部日本語でMCをして私を感激させた。やればできるのに。ボン・ジョヴィについては、彼らは心から日本に感謝をしていると私はにらんでいる。ジョン・テイラーは気持ち悪がったが、ジョン・ボン・ジョヴィは感動し、「Tokyo Road」を私達に捧げてくれるのである。来日宣伝活動も喜んでやっているのだろう。

要するに私は、世界の覇者白人としてふんぞり返っている英語圏の人間が嫌いなのだ。区役所の窓口で彼らと接して、ますますそう思うようになった。ジョン・ボン・ジョヴィもリッチー・サンボラも、日本人関係者には「英語を話してくれてありがとう」と言いそうだ。しかしモトリー・クルーはどうよ

戦後60年。犠牲になった先人あっての私である。私がのうのうと優れた高等教育を受けることができたのは、戦争で亡くなった人達や、馬車馬のように働いた「はたらくおじさん」達がこの国のために頑張ったからである。頑張ったのは日本人なのである。極東のこんなに小さな島国が、超経済大国なのだ。先人達に常に感謝しつつ、もっとふんぞり返っていいのだ。

ここで、「アメリカ大好き」「LAの刺青ドラマーLOVE」「イギリスはすばらしい」と書いているのは事実であるが、根っこの部分では「日本はもっと威張るべき。英米ものなんぞ、私には、ただの娯楽にすぎない」と思っている。私の闘病を支える「エンターテインメント」であるだけだ。

どうして、ピンク・レディも聖子さんも、ドリカムもウタダも、全米ヒットチャートではいまいちなのであろうか。私が思うには、アメリカに媚を売りすぎなのである。「であんたは何人よ?」と思われるのが関の山なのだ。向こうで勝負をしたいのであれば、私がここで何度も記しているように、「【従順ならざる唯一の日本人】白州次郎戦法」がふさわしいのだ。

躁うつ病マーケットは地球規模である。どこの国でも、100人に1人が、「当たりですよ。ローラーコースターをどうぞ」と神から贈られてしまう。日本では「恥の意識」から、この病は暗闇に追いやられているが、米国では「私はこうやって生き延びている!」とたくさんの人が本を出している。米国アマゾンをぶらつきながら、「ああ読みたい!」と思わされてばかりだ。

私は、世界中の本屋の「医学・健康」コーナーを的にして、矢を放とうとしているのだ。全米で注目されるために、トミー・リーを利用している。先にアメリカで面白がってもらうのだ。日本は、「全米が泣いた」みたいなものが好きだから、逆輸入方式である。「ブログ発で世界市場へ!」と驚いてもらおう。

そうすれば、ナポレオン・ヒル的表現をすれば、「巨万の富」を手にすることができよう。成功哲学の本で私の本棚は満員であるが、願望を実現させるには、「あたかも、もうその望みが叶ったかのように行動する」ことが肝要である。脳を騙すのだ。私は、ここの妄想劇場のおかげで毎日が幸せだ。ちょうど20年前、「Everybody Wants To Rule The World」が1位になったのは、誰もがそう思っているからなのだろう。

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